くぼやまさとるの山奥ギャラリー【まじっくらんど】

まじっくらんど日記

アナグマ

数日前の夜、灯りに集まる虫たちを観察、撮影していると、足元でガサガサと音がする。見ると、アナグマが植木鉢の周りの落ち葉に鼻を突っ込んで何やら探している。2.5mくらいしか離れていない。

アナグマ

こちらには全く気がついていないようだ。ゆっくりと近づいて行ってもまだガサゴソやっている。触れるくらいの至近距離まで近づけた。(噛みつかれたくないので触らなかったけど)。声をかけるとやっと気がついた。フ~っと威嚇してから、ぴょんぴょんと跳ねるように、けれどもゆっくりと逃げて行った。途中こっちを見て歯を向いて、ぴよんと飛び跳ねた。これでよく生き延びて来れたものだ。昔、狼などがいた頃はどうしていたのだろう?

こちらを見るアナグマ

さとる | 2018年5月23日

粘る菌の季節

粘菌がシイタケの古い原木から毎日のように出ている。その日によって、出る粘菌が違うところが興味深い。
ここ一週間はクダホコリの子実体が、特定の原木からやたら出ていた。はじめは華やかなオレンジ色をしていて、和菓子っぽい。

クダホコリの若い子実体

だけれど、1日もしないうちに、美味しそうな子実体は地味ななんとなく苦そうになり、硬い感じに変化している。

乾燥した子実体

クダホコリは粘菌の中では大きい方なので、見つけやすい。

さとる | 2018年5月20日

栗の葉を巻くもの

毎年、今頃の季節に栗の葉をよく観察すると、葉の先が俵のように丸められているのが目に入る。

これは、ゴマダラオトシブミというゾウムシの仲間の仕わざだ。非常に器用に葉っぱを巻いてある。中に一つ卵が産み付けられていて、言ってみればこれは食べ物でできた家のようなものだ。だいたい、栗の葉の3分の1くらいを使っているのだけれど、それだけで大人になるまでの栄養をまかなえてしまうことも、すごいなと思う。
ちなみに、ゴマダラオトシブミはこんなやつです。

この他にも、オトシブミと呼ばれる虫は何種類もいて、ここ南伊豆にも色々な種類が生息している。特に多いのがカシルリオトシブミだ。イタドリやその他色々な植物の葉を巻いている。

カシルリオトシブミ

なかなか美しい種類だけれど、大きさが3mm程度しかない。
オトシブミは種類によって葉の巻き方が違う。葉の本体から切り落としてしまうものもいる。色々、観察してみるのも面白い。

さとる | 2018年5月17日

毎年おなじみ

毎年、家の裏の貯水槽(土管)にはモリアオガエルがやってくる。貯水槽で生まれ育ったカエルが、大きく育ってまた戻ってくるのだろう。初めて我が家でモリアオガエルを目撃したのは7年前で、その後4〜5年前から毎年春になると土管でククククと鳴いて、卵塊を産み付ける。

モリアオガエルの卵塊

年々、卵塊が増えていってる気がする。家の裏出身のモリアオガエルが増えているのかもしれない。でも、土管は大して大きくないので、増えるといっても限界があるだろう。
土管の水はすごく淀んでいるので、モリアオガエルが卵を生むまではボウフラがすざまじい勢いで発生している。けれども、モリアオガエルの卵が孵ってオタマジャクシになるとみるみるうちにボウフラは減っていく。
そして、モリアオガエルの方もヘビの餌になっていたりする。両性類を好んで餌にするヒバカリという名のヘビを最近よく見かけるのはそのせいかもしれない。
自然という大きな流れの中の小さな出来事。だけれど、それは必要不可欠の出来事でもある。
以下は、毎年、模様を変えて登場するモリアオガエルたち。はやりでもあるのだろうか?

2011

 

2012
2015
2016
2018

 

さとる | 2018年5月13日

1 2 3 18