くぼやまさとるの山奥ギャラリー【まじっくらんど】

まじっくらんど日記

昆虫

栗の葉を巻くもの

毎年、今頃の季節に栗の葉をよく観察すると、葉の先が俵のように丸められているのが目に入る。

これは、ゴマダラオトシブミというゾウムシの仲間の仕わざだ。非常に器用に葉っぱを巻いてある。中に一つ卵が産み付けられていて、言ってみればこれは食べ物でできた家のようなものだ。だいたい、栗の葉の3分の1くらいを使っているのだけれど、それだけで大人になるまでの栄養をまかなえてしまうことも、すごいなと思う。
ちなみに、ゴマダラオトシブミはこんなやつです。

この他にも、オトシブミと呼ばれる虫は何種類もいて、ここ南伊豆にも色々な種類が生息している。特に多いのがカシルリオトシブミだ。イタドリやその他色々な植物の葉を巻いている。

カシルリオトシブミ

なかなか美しい種類だけれど、大きさが3mm程度しかない。
オトシブミは種類によって葉の巻き方が違う。葉の本体から切り落としてしまうものもいる。色々、観察してみるのも面白い。

さとる | 2018年5月17日

紅い虫

虫のブログが続く。この季節、ちょっと面白い虫を撮るとどうしてもご紹介したくなってしまう。そんな虫がきのうも目の前にやってきた。
いつも、灯りに集まる虫を観察するために、シーツをアトリエの壁に貼っている。朝、そのシーツに紅い虫がとまっていた。はじめ、甲虫に見えたその虫は、実は蛾であった。マイコガという蛾の仲間に形が似ている。

セグロベニトゲアシガ

「赤い マイコガ」で検索すると、セグロベニトゲアシガであることが判明した。幼虫は竹につくアブラムシを食べるという、蛾にしては珍しい習性を持っている。何よりも、この色がいい。ベニボタルという体に毒を持つ甲虫に擬態していると言われているが、実際筆者もはじめはベニボタルと間違えた。

さとる | 2018年5月11日

きれい蛾

見たときにハッとするやつ。
思わず息を飲むやつ。ただただ、感心してしまうもの。
小さい中に宿る美しさにはただ驚くしかないのです。

カノコマルハキバガ

朽ちたナラの倒木の陰にじっとしていた。多分、羽化したてだとおもう。キバガの仲間は朽木の菌類を食べて育つらしいし。

ホソフタオビヒゲナガ

ヒゲナガ蛾の一種。ニューギニアのお面を思わせる模様。素晴らしい。

フジサワベニマルハキバガ

いい色してます。いい模様してます。

クロモンベニマルハキバガ

さとる | 2018年5月5日

キラキラの蛾 2

ハマキガの仲間は、大体が枯葉の切れ端のような種類が多いのだけれど、たまにキラキラ模様のものがいて、不思議だなと眺めてしまう。自然は常に、こちらの予想を大きく上回った創造力を発揮している。

アオスジキハマキ

金属箔を貼ったかのような模様だ。

オオギンスジハマキ

鉛で縁取りしたような質感。重そう。

ギンヨスジハマキ

こちらはアルミ箔という感じ。

 

さとる | 2018年5月4日