まじっくらんど日記
栽培植物
かぼちゃ
ここ数年、かぼちゃが実る頃になると、イノシシが嗅ぎつけて食べ荒らすというのが秋の風物詩となってしまった。それを防ぐために木に蔓を這わせて、イノシシの届かないところに実を鳴らせるという方法がある。

(上の写真の例では、木が小さかったために、木ごとなぎ倒されて食べられてしまった。なぜか、木の葉もかじられてしまい散々であった。)
もう一つ、イノシシの害を減らす方法として、イノシシが食べる前の未熟な果実を収穫するというものがある。これは、小さなズッキーニという感じで、なかなか美味しい。完熟したら普通は食べない、種の詰まった中心部も食べることができて、一石二鳥だ。
さとる | 2017年10月19日
イチヂク
去年イチヂクの木を植えた。近所のコメリで苗を売っているのを見て欲しくなったのだ。
ドーフィンと日本イチヂクの2種類売っていたのだけれど、迷ったすえ日本イチヂクにした。
植えた年に早くも小さな実がなり始めたのには、びっくりした。(食べられはしなかったけど)
今年はたくさん枝分かれもして、もう何個も食べている。ももクリ三年というけれど、いちじくは一年だ。

未熟な実は上を向いてなっているけれど、熟すと下を向き始める。上を向いているときは、目につくけれど、下を向くと葉っぱの下に隠れて見えなくなってしまう。こまめに葉っぱの下を探さないと、熟れすぎて食べ頃を逃してしまう。そうなるとスズメバチやカナブン、アリの餌だ。
イチヂクはそんなに好きな果物ではなかったのだけれど、自分の家で採れ始めるとゲンキンなもので、美味しいと感じるようになった。こんなにイチヂクを食べたのは生まれて初めてだ。

そういえば、昔イチヂクの木はどこの家にも植わっていて、そんなにありがたみのある果物ではなかったような気がする。おそらく、キボシカミキリにやられて大方消えてしまったのだろう。

キボシカミキリは1940年代に東日本に広がったらしい。
さとる | 2017年10月15日