まじっくらんど日記
2017年10月
一度きりの出会い
アトリエの周りの昆虫写真を撮り始めてから
もう20年くらいになる。デジカメの登場が、再び昆虫に目を向けさせる大きなきっかけになった。
始めのうちは、なんとなく自然の写真を撮っていたけれど、だんだんと元々好きだった昆虫中心になっていった。
今は昆虫の他に、粘菌にもかなり関心が向いている。
毎年、季節になれば必ず現れる虫もいれば、稀にしか現れないものもいる。
10年撮っていて、たった一度しかお目にかかっていないものもいる。
まずは、そのたった一度しかお目にかかっていない虫たちを
何回かに分けてご紹介しようと思う。まず、第一号。

2010年の5月にあかりに飛んできた。キンモンノメイガ。本来、九州、沖縄などに産する南方系の蛾だ。その土地に定着しているのではなく、たまたま飛んできて定着していない種類を偶産種というのだが、これはまさに偶産種だろう。
この年は、5〜6月に南方系の蛾が何種類か飛来して、夏は記録的な暑さだった。
さとる | 2017年10月28日
台風
台風は、ここでは大した被害もなく、
ホッとしている。
久しぶりの快晴で、ただひたすら気持ちがいい。
天気は、人間の都合どおりにはいかないけれど
しばらくこの天気が続いて欲しい。
京都の個展も近い。大きめの絵をあと一枚は描きあげたいところだ。

さとる | 2017年10月23日
かぼちゃ
ここ数年、かぼちゃが実る頃になると、イノシシが嗅ぎつけて食べ荒らすというのが秋の風物詩となってしまった。それを防ぐために木に蔓を這わせて、イノシシの届かないところに実を鳴らせるという方法がある。

(上の写真の例では、木が小さかったために、木ごとなぎ倒されて食べられてしまった。なぜか、木の葉もかじられてしまい散々であった。)
もう一つ、イノシシの害を減らす方法として、イノシシが食べる前の未熟な果実を収穫するというものがある。これは、小さなズッキーニという感じで、なかなか美味しい。完熟したら普通は食べない、種の詰まった中心部も食べることができて、一石二鳥だ。
さとる | 2017年10月19日
秋雨
デジカメが壊れた。ブログは写真でなんとかごまかしつつ
書いていたので、かなり困る事態だ。
だけれど、ここ10年の写真を駆使して新たな切り口で書いていくこともできる。

それにしても、寒い。雨が降り続けている。21日〜22日の熱海のクラフトフェスも雨になりそうな気配が濃厚だ。
ここのところ毎年、気象のパターンが違う。10月でこんなに寒いとは。
干し柿作りは、最近なかなか西風が吹かず、2年続けて失敗した。暖かすぎてカビが生えてしまったのだ。今年はどうなるだろう?寒いから案外うまくいくかもしれない。
さとる | 2017年10月17日