まじっくらんど日記
2018年02月
個展
ジュンク堂名古屋栄店での個展が20日から始まった。オフィスビル街の地下に広がる書籍の宝庫、ジュンク堂。本の壁が迷路となったその奥に、ひっそりとギャラリーが存在している。
そこでは本の森の中で発生した、精霊たち、蟲たちによる不思議な世界が繰り広げられている。
これは都会の片隅のオアシスといってもいいのではなかろうか?

本という宝を探しに来たら、ついでにちょっと覗いて見てください。見たら、なんとなく得した気分になれるような、そんな個展であったらいいなと思っています。
さとる | 2018年2月22日
名古屋個展準備
久しぶりに、更新です。
もっと、まめに更新しようと思いつつ、全然できない。
文章を毎日書くより、絵を毎日描く方がはるかに簡単だ。
今日、ジュンク堂名古屋栄店の展示に使うための額が届いた。これから、額装する。額に入れると絵がパッと輝きを増す。
(梱包に使われるテープがガムテープではなく、透明なテープが主流となったのはいつ頃からだろうか?これ、剥がすのが大変であまり好きではない。)
それとは別に、チビ原画を展示するための流木を浜に拾いに行った。流木に紐を張って、それにチビ原画(6cm✖️6cm)を吊るすのだ。流木と私の絵はマッチするようだ。

さとる | 2018年2月16日
海のミラージュ
もう、一週間くらい前になるのだけれど、
伊豆高原にポストカードの納品に行った帰り道でのことだ。
ちょうど、伊豆高原の赤沢温泉から大川まで国道は海に沿って走る。海抜は数メートルというところ。水平線の向こうに伊豆七島の伊豆大島や利島、新島を眺めながらのドライブはもうお馴染みでありながら飽きることがない。海はいつも、違った顔をしている。
その日、水平線上に石油発掘基地らしきものがあるのが見えた。ついに伊豆沖で石油が?!まさか!

どうやら大型船が空気のゆらぎで浮いて見えるもののようだ。利島も下がえぐれて見える。

これは蜃気楼の一種だろう。稀に、大島の向こうにビルが見えたりするのだ。それを見ると自分も浮いているような、何か得した気分になる。
面白いことに、走っている場所がちょっと標高が高くなると、浮遊現象はなくなり、船は普通に海の上にあるのだった。
さとる | 2018年2月2日